理念

理念

20世紀の科学技術のめざましい進歩による恩恵に浴してきた私たち。 しかし、医療費の高騰、医療過誤や訴訟問題、医原病・・・問題は多面的、多重的、構造的に存在しています。 21世紀に突入した今、対症的な局面ごとの対処法ではなく、根本的な変革、新しい医療が待たれているのではないでしょうか。 トータルライフ医療とは、高橋佳子先生が提唱するトータルライフ(TL)人間学の新しい人間観・世界観に依拠した新しい医療観、病気観、診断観、治療観をもとに、20世紀の唯物的、科学的なパラダイムを超え、「存在と生命への畏敬」を原点としたより全体的、より共感的な医療の具現をめざしています。

具体的には、患者さんの心・からだ・ライフスタイル・環境を、「トータルにみる」こと、病を常に「意味ある呼びかけ」と捉えてゆくこと、「自然治癒力を重視する」ことを理念とし、東西和合の医療、そして対話や生活指導を大切にした実践を展開しています。 そういった医療者の学びと実践とネットワークのための場としてトータルライフ医療研究会があります。